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中国国務院が批准した「東北振興計画」(2007年8月20日発表)により確定:
▲ハルピン-大連経済ベルトと遼寧沿海経済ベルトの優先発展。
▲遼寧沿海経済ベルトは遼寧省経済の40%を担い、東北地区で最も経済発展速度の高い地域である。
▲営口は遼寧沿海経済ベルトの中心に位置する。
中国遼寧省政府「沿海重点発展地域の対外開放拡大に関する若干の政策についての意見」を発表(2006 年2月):
▲「沿海経済ベルト」は遼寧省開発主導チームの「一号プロジェクト」である。
▲遼寧は2006年3号文書形式で税制、融資管理等の5方面、12項目にわたる優遇政策を公布した。
▲国家開発銀行は、「沿海経済ベルト」のために、300-400億人民元の政策性融資を提供する。
遼寧(営口)沿海産業基地 | 大連長興島工業園区 | 大連庄河花園口工業園区 | 遼西錦州湾沿海経済区 | 遼寧丹東産業園区 | |
冶金、石油化学、設備製造、マグネシウム材料、紡績アパレル及び新型建材の臨海生態工業区。 | 石油化学、冶金、造船、大型設備等、臨港工業を重点発展。 | 設備製造業、自動車部品、新型材料を重点に、加えて食品加工業の発展を促進。 | 電子製工業、石油化学加工と石油備蓄を重点発展。 | 製紙業を重点発展させると共に、高効率高利益、低ロス、無汚染の臨海工業を促進。 | |
計画面積 | 120 Km2 | 129.7 Km2 | 50 Km2 | 44.6 Km2 | 30 Km2 |
初期面積 | 40 Km2 | 50 Km2 | 15 Km2 | 39.6 Km2 | 18.6 Km2 |
1.用地手続きが全て終了。
2.インフラが良い。第一期都市関連設備建設済み。
3.市街地に隣接し、インフラを共用できる。
4.営口港に隣接、海上、陸上交通とも、非常に便利。
5.開発建設コストが低い。
営口市の用水及びエネルギー価格は、中国国内のその他沿海工業地区より低い。
天津 | 大連 | 営口 | |
電力価格(平常時、元) | 0.535 | 0.438 | 0.419 |
工業用水価格 (元) | 3.9/m3 | 4.0/m3 | 3.25/m3 |
熱供給価格(元) | 22.8/m2 | 26/m2 | 22/m2 |
燃料ガス価格(元) | 2.1/m3 | 2.70/m3 | 2.5/m3 |
営口には、低生産性の塩田や、沿岸堆積地などの開発待ちの工業用地が充分にあり、土地資源は他の沿海都市に比べ優れている。土地価格は国内沿海工業地区に比べはるかに低い。
華能発電所の装機容量は184万キロワットであり,2010年に304万キロワットに達する。
2008年、産業基地で220Kvの変電所一ヶ所と66Kvの変電所三ヶ所が立てられた。
営口市には大中小型ダム40個。
総供水能力は50万立方メートル/日,現在の供水余量20万立方メートル/日
2010年の供水余量は60万立方メートル/日に達する予定。
供水能力は工業、商業及び生活用水を満たすことができる。
華能営口火力発電所は、6×330MW熱電機ユニットを建設中、2009年に一期が運営を開始し、熱と電を提供する。
沿海産業基地で三つの汚水処理場が建設中,日当たりの処理能力は30万トンに達する。
工業用水の100%はクリーン処理
1.遼寧省の中等技能学校: 2600ヶ所余
普通の高等学校(大学): 75ヵ所(そのうち院生 5.2万人
2. 営口の産業労働者 50 万人余り
(そのうち第二産業-工業労働者 24 万人 技術労働者 10 万人 以上)
每年中等技能学校からの卒業生は 3万人
国際連合開発計画(UNDP) 考察団は中国政府への報告書:
“営口は奥地工業基礎、自然資源、技術人材、地理位置及び港湾条件などの面における優位性は、現在中国のどの経済開発区と経済特区よりも優れている。”
国家級開発区と北東旧工業基地の優遇政策を享受。 土地指標優先、補助金融資及び税金還付の優遇政策を享受。
1.装備製造等八大産業における生産用固定資産は17%の割合で取得税額を控除する。
2. ハイテク技術企業は、15%の特恵税率を実施する。
3.政府は渉外企業の35項行政事業性料金を免除する。
4.外国人が外資企業から得た配当金、 利益金は、個人所得税を免除する。
・・・ etc.